桐谷美玲さんがバブル時代にタイムスリップするCMや、平野ノラさんの人気に伴い、いま注目されている「バブル時代」。閉塞感の漂うこの時代だからこそ、振り切ってバカ騒ぎができたバブル時代の雰囲気に触れることで「元気がもらえる」という気がする若者たちが多いといいます。
それだけではなく、実はバブル時代を謳歌した女性たちは、現代の20~30代男性たちからもアプローチされることが少なくないとか。バブルを謳歌した女性というと、今やアラフィフの年代なのですが、一体どういうことでしょうか。
この世代の女性に魅力を感じるという男性たちに話を聞いてみると、彼らはこう話します。
「働いているアラフィフの女性たちは、本当に元気なんです。同世代や年下たちとは全然違う。仕事もガンガンこなすし、飲んで騒いだりもする。一緒にいるだけでパワーがもらえる気がするんです」(31歳・商社)
「お酒の飲み方がカッコいい。さりげなくオシャレなバーに連れて行ってくれて、話を聞いてくれて、オゴってくれる。頼れるお姉様という感じで、見栄をはらなくてもいいのがラクです」(33歳・出版)
「バツイチのアラフィフ上司、すごく萌えるんですよね。仕事やオシャレを思い切り楽しんでいる様子がいいなと思います。面倒見がよくて頼れる上司で、愚痴や弱いところを見せないんですけど、ときどきチラッと見せる寂しそうな顔がいい」(29歳・医療関係)
彼らの発言に共通して言えるのが、「仕事で活躍している」バブル世代女性に魅力を感じているということ。30代恋愛系ライターはこう分析します。
「アラフィフの女性たちと話していて思うのは、恋愛や仕事に対しての欲求がストレートなんです。これくらい有名になりたい、これくらい稼ぎたい、こんな男と遊びたい、これくらい若くて稼げる男と再婚したい。社会に出る頃にはすでにデフレ経済真っ直中という30代以下の世代は、高望みをせず『こんなもんだろう』とあきらめがちなことを、バブルを謳歌した世代は普通に望んでいる。その前向きな気持ちが行動に結びついているから、パワーがあるんです」
そして、「普通に安定していればいい」と思いがちな世代の男性たちの気持ちに、「こんなポジティブな生き方もあるんだ」と力を与えているのだという。
「年下男性たちに、『自分もやればできるのでは』と背中を押すのが、バブル世代の女性たち。オゴったり仕事のアドバイスをしたり世話を焼きながらも、男を立てるというスタンスも忘れない。しかも、女として生きることも忘れていない」(前出・ライター)
若い女性たちはうかうかしていたら、いい男をアラフィフ女性に持って行かれてしまいそう。バブル世代女性の魅力、あなたも盗んでみて!