ちょっと救い難い爆死状態になっている。
若手イケメン役者の1人として人気の野村周平が、見聞きした記憶を全て保持する能力を持つ主人公を演じた、青春ミステリーライトノベル原作の映画「サクラダリセット(前篇)」が3月25日に公開された。ところが、ネットレビューで「観客は私1人でした」「平日なので観客は2人でしたが‥‥」と書き込まれるなど、目も当てられない大コケだという。
「全国192スクリーンですから300を超えるような大規模公開でないにせよ、原作はベストセラー、人気の若手イケメンが主演でそこそこの興業は期待されていました。しかし、公開直後からスーパー閑古鳥。初週の週末でギリギリ20位以内に入る程度で5000万円にも届かず、映画ファンの集まるサイトでも“最大目標は1億円”とかなり小バカネタにされています。宣伝をそこまで大々的にしなかったこと、SFミステリー要素の強い作品ながら、まるでスイーツ映画のようなチラシなどで原作ファンを取り込めなかったという分析もありますが、一部のメディアは主演の野村の人気や集客力に疑問符を付けていますね」(映画ライター)
野村といえば最近の若手イケメングループの1人にカウントされるが、女性にアンチの多い水原希子との熱愛報道や、バラエティで「(過去にもらいすぎたので)バレンタインはチョコをもらいたくない」と発言し総スカン、「(先輩の役者が)酒の席で演技論を語るのが大嫌い」と言い放ち、大先輩の佐藤浩市の名前を挙げて周囲を困惑させるなど、お茶の間の好感度はダダ下がり。当然のように、ファン離れが加速しているという。
「女性の集まるサイトでも“イケメン枠から外してほしい”という声が飛び交っていますね。そんなことより問題なのは、この『サクラダリセット』は後篇が5月13日に公開されること。前篇すら“観客1人”なのに、後篇はタダ券でも配布しないと“観客ゼロ人”になりかねないと映画ネット民が嘲笑するほどです」(前出・映画ライター)
興収に厳しい海外なら、急遽公開中止でも不思議ではない大コケぶり。リセットしたいのは、映画そのものかもしれない。
(藤田まさし)
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