不貞とはそんなに高くつくものだったのか。タレントの矢口真里が4月3日放送の「好きか嫌いか言う時間」(TBS系)にて、13年の不貞騒動により降板したCMの違約金について「何千万かですけど払ってます。今も返してます」と告白。ギャラの返還に留まらず、CM打ち切りで発生した損害分まで負担していると打ち明けた。その告白についてテレビ誌のライターがささやく。
「数千万円という金額に驚きはありませんが、タレント自身が具体的な数字を口にしたことには大きな意味があります。1社だけでもこの金額なのですから、全部で10社ものCMを降板したベッキーはいくら払えばいいのか。想像するだけでも身が震えますね」
ベッキーの場合、賠償金額が数億円単位になることは明らか。実際の請求はタレント本人ではなく所属事務所に向かうが、小さな事務所ならそれだけで倒産レベルの巨額だ。いくらサンミュージックが老舗事務所とはいえ、屋台骨がグラつくほどの負債であったことは想像に難くない。
「たとえ事務所とベッキーで半分ずつ負担したとしても、ベッキーが抱えている負債は億の単位を下回ることはないでしょう。今後しばらくは、ほとんどタダ働き同然で事務所に対して違約金を返済していくことになるはずです」(前出・テレビ誌ライター)
ベッキーは芸能活動復帰後も、レギュラー番組は「北海道からはじ○TV」(北海道文化放送)の1本のみ。この調子でいくと何歳になったら完済できるのか。現在33歳の彼女にとって、30代は違約金返済に追われ続けるのかもしれない。
(白根麻子)