「フィギュアスケート世界選手権2017」が閉幕した。宮原知子選手の欠場を受けて急遽出場した本郷理華選手だったが、今回の結果をどう受け止めているのだろうか。
「SPで12位、FSの『リバーダンス』は、ミスをするも諦めずに頑張っていましたが、結果は16位。今大会は急な出場でピークへの持っていき方が難しかったうえに、五輪の枠獲りというプレッシャーもあったはず。世界選手権初出場で、シニアデビューの三原舞依選手が5位、樋口新葉選手が11位と自分より上位だったことにも、ショックを受けているでしょう」(スポーツライター)
スケートファンの間では、そんな本郷選手を心配する声が上がっているという。
「エキシビションの後、選手と関係者のためのバンケットが開かれます。各国の選手たちが勝負を離れ、華やかに着飾って楽しく一堂に会す親睦の時です。各国の選手や関係者がツイッターやインスタグラムに写真をアップしており、楽しそうな様子や交友関係が伝わってきますが、本郷の姿が見えないというんです。ネット上でもフィギュアファンが『本郷は出席しなかったのかな』とコメントを書き込んでいます。もちろん、たまたま写っていないだけかもしれませんが、疲れて体調を崩したか、ショックでダウンしてしまったのではないかと心配されています」(前出・スポーツライター)
逆境もまたアスリートの糧。試合後に「もっと練習しないと」とコメントしていた本郷の、来シーズンの活躍に期待したい。
(芝公子)