東京は今、お花見日和。週末ともなれば、都内の有名花見スポットは人でごった返している。そんな中には、意外な有名人が紛れ込んでいてもおかしくない。「稲垣吾郎さんがいるかもしれません」というのは、テレビ誌の取材記者だ。どういうことか。
「昨春、稲垣を中心としたお花見オフ会が、中目黒にある、満開の桜が窓一面に広がるお店で開かれています。芥川賞作家の羽田圭介さん、柴崎友香さん、直木賞作家の朝井リョウさん、桜庭一樹さんらが参加。稲垣が司会を務める『ゴロウ・デラックス』(TBS系)のロケを兼ねたものでしたが、稲垣と作家たちは番組で共演。作品も読んでいるので、リラックスしていた様子でした」
同番組で知り合いウマの合った作家とは、リアルに交流を深めている稲垣。2016年の10月に公開された映画「少女」に稲垣が出演しているが、作者・湊かなえ氏と番組で共演したことがきっかけとなって、起用につながったといわれている。
「直木賞作家の西加奈子さんとは、プライベートで仲がいいですよ。西さんが作家仲間と自宅で開いているお花見会に、稲垣がフラッとやってきて、参加していた湊さんは思わず、“王子様や~!”と叫んでしまったそう(笑)。その場に居合わせた朝井さん、羽田さんとは、文学の話で盛り上がったとか。みんなは、“本物のSMAPを見られた!”と大喜びだったみたいです」(前出・取材記者)
番組のおかげで読書癖もついた稲垣にとっては、一石二鳥以上の収穫があったようだ。
(北村ともこ)