浅田真央の引退発表を受けて号泣した織田信成が、4月11日の記者会見で関西大学体育会系アイススケート部の監督に就任したことを発表した。元選手である鈴木明子の最後の試合でも、本人より先に号泣した織田。この会見でも浅田の引退についてコメントを求められ、「ひとつの時代が終わったのかな」と改めて涙を流した。
関西大学は、宮原知子選手が所属し、高橋大輔を輩出しただけでなく、浅田のコーチの佐藤信夫氏や佐藤久美子氏も卒業している、スケートの名門中の名門だ。
「アイススケート部のフィギュアスケート部門には宮原選手のほか、本田真凜選手の兄である本田太一選手も在籍。優秀な選手も多く、『海外の選手と闘ってきた経験を伝えていきたい』と織田も意気込んでいます。それでも、この部は大学からスケートを始める人も大歓迎なため、初心者も少なくありません。宮原選手は織田の就任を受けて『織田さんの新監督就任により、より明るく、笑顔の絶えない部となることを期待』とコメントしています。織田のキャラなら厳しい指導というより、選手に受け入れられるタイプの監督になりそう。大学は織田監督就任で、どっと人が押し寄せてうれしい悲鳴になるんじゃないでしょうか」(スポーツライター)
自身のブログで、長男が4月から小学校に入学したと報告していた織田。自身も1年生監督として、新しいスタートを切る。
(芝公子)