「いくら高価なクリームを塗っても、お肌の調子が変わらないのよね‥‥」なんて悩みを聞くことがあります。
でも実はお肌の調子は「腸」からきている可能性も高いんです。胃腸が悪いと便秘になり、きちんと老廃物を流せませんよね。その結果、肌荒れに繋がることが多いんです。
「腸は“第二の心臓”あるいは“第二の脳”と言われるくらい重要な役割を果たしていて、腸が不健康だと、肌意外にもさまざまな病気を引き起こす原因にもなりかねないんです」
そう話すのは、腸関係を取材した経験のある健康雑誌ライター。そんな彼がオススメしてくれたのが、TBS系の健康番組「駆け込みドクター!」でも紹介されていた、整腸効果を高めてくれる「手作りヨーグルト」だ、
「作り方は実に簡単です。ミキサーに、ヨーグルト300g、豆乳100ml、バナナ1本、ハチミツ少々を入れ、あとは2分間ミキサーにかけるだけで完成です。
ほかにもブルーベリーやイチゴなど、様々なアレンジを加えてみても美味しく召し上がれますよ」
でも、「そんな時間もないし、ミキサーを買うのも手間」と嘆くなら、いっそ市販のヨーグルトを購入して毎日食べるだけでも構わないのだとか。
「ただし、この時に注意して欲しいのは、ヨーグルトは乳製品で脂肪分が豊富なため、食べすぎに注意する点。一日の摂取量目安は100~300g程度に止めておきましょう」(前出・ライター)
また、いざヨーグルトを店頭で購入しようとして迷うのは、そのズラッと並ぶ品揃え。「いったい何が違うの?」と思うだろうが、実はコレ、おおまかに言うと「乳酸菌」が違うということらしい。
「乳酸菌は腸内環境を整備してくれる働きをもっていますが、その種類は解明されていないものも含めれば数十億種類になるとも言われています。
また、この乳酸菌は人によって『合う』『合わない』があるようで、自分に合った乳酸菌を探すことも大切なんですね」(前出・ライター)
ではどのようにして自分にピッタリなヨーグルトを探せばいいのでしょう。続けて説明してくれた。
「その方法は、2週間1つのヨーグルトを食べ続け、2週間後に整腸効果が感じられるかどうか確認すればいいのです。もし、効果が感じられない場合は、違うヨーグルトをまた2週間試してみてください」
ちなみにヨーグルトを食べるタイミングは、必ず「食中」もしくは「食後」に。「食前」の空腹時に食べてしまうと胃酸に折角のヨーグルトの善玉菌が負けてしまうんだとか。
腸と免疫というのは非常に密接な関係にあるため、腸内環境が整えば、ストレス解消や、紫外線による肌ダメージを抑制する効果も。これを機会に、あなたにピッタリのヨーグルトを探してみることをオススメします。