タレントの梅宮アンナが5月15日放送のワイドショー「バラいろダンディ」(TOKYO MX)で放った東京都内のイメージについての発言にイラッとくる視聴者が続出したようだ。
番組では発売中の週刊誌「週刊現代」の「足立区と港区 住むならどっちが幸せか?」という記事を取り上げ、それについてスタジオでトークを展開。
同誌では庶民的なイメージがある足立区とセレブなイメージが強い港区ではどちらに住むほうが満足度が高いか──ということについて、物価や治安など様々な面で比較しており、その中身について番組コメンテーターの倉田真由美氏らが熱心に意見を述べていた。
しかし、渋谷区松濤出身の梅宮に話が振られると、彼女は冷静に「港区も私から言わせると…田舎!? やっぱり渋谷区松濤が一番ですね」と言ってのけ、共演者たちの笑いを誘ったのだ。
さらに梅宮は、かつて港区に住んだことがあることを明かし、「田舎を感じて止めました」とコメント。倉田氏が以前住んでいたという練馬区について「地方!」とこき下ろすなど、言いたい放題だった。
この暴言に共演者は「ここまで言われると気持ちいいね」と受け流したが、視聴者、とくに両区の住民からは猛烈な抗議の声が上がっている。
「渋谷区の松濤がどうなのかはともかくここまで言われたら、港区や練馬区在住者としては当然腹が立ちますよね。港区に住むのを目指して成り上がった人もいるわけで、親の七光り感が強い梅宮がこういった発言をすること自体に苛立った人も多い。ネット上では『思うのは自由だけど、いちいち言うところ嫌いだわ』『この人は自分が嫌われてることに気付いてるのかな』『親の金で生きてるくせに』『自分だって一流のモデルたちからはきっと馬鹿にされてるよ』など、関係ない方向でも叩かれています」(エンタメ誌ライター)
とはいえ、番組制作側としては梅宮のこうした大胆発言は“期待通り”といったところ。憎まれ役を演じてここまで言われてしまっては、少々気の毒な気もするが。
(佐伯シンジ)