その時、劇場内に黄色い悲鳴がこだました。
5月17日、都内の映画館で菅田将暉主演映画「帝一の國」の大ヒット御礼舞台あいさつが行われた。同映画は、古屋兎丸氏の同名漫画を実写映画化。日本一の名門校で生徒会長から総理大臣になって「自分の国を作る」野望を抱いた主人公・赤場帝一とライバルたちの熱い交流を描いた学園青春コメディーだ。売りは菅田をはじめ野村周平、竹内涼真、間宮祥太朗、志尊淳、千葉雄大らイケメン俳優の総出演。プレミアシーン満載で、ファンにとっては永久保存版の作品となっている。同映画は4月29日に公開され、この日までに観客動員数100万人、興収12億5000万円を突破する大ヒットとなっている。
「菅田は『ミリオンじゃないですか、やったぜ、うれしいっすね』と満面の笑み。15日の応援上映にお忍びで参加したことを打ち明け、『自分の映画を初めて映画館で観たんですけど、ああいう上映で良かった。意外な反応がいっぱいあった』と感慨深げに語っていました。イベントではひとりずつ順に菅田にあいさつ。キャストが顔を合わせる最後の日だったこともあり、次第にしんみりとした雰囲気に。すると関西人の野村が『俺、こういうの一番嫌やわ』とウエットなムードを嫌い、いきなり菅田に向かって『じゃ、未公開シーンやる?』と持ち掛け、間髪を入れずに公開キスをしたのです。お互い見つめ合い、口と口をしっかりつける息の合ったサプライズチューに観客は大興奮。あちこちから黄色い悲鳴が上がりましたね。この反応に2人は大テレ。観客も大満足のひとときになりました」(映画ライター)
間宮は首筋へのキス、竹内はハグをそれぞれ披露。菅田は男が惚れる、イイ男だった。
(塩勢知央)