先日、乳がんの摘出手術を受けた北斗晶の見舞いに訪れ、生歌のプレゼントで北斗を勇気づけ、号泣させたという美談が大きく取り上げられたEXILEのボーカリスト・ATSUSHI。囁くような甘い歌声が魅力的でその歌唱力の高さも然ることながら、今回のエピソードでも紹介されたようにその人間性もすばらしいことは以前から伝えられている。
今年4月に刑務所や少年院の受刑者らの更生に協力する協力法務省矯正支援官にも任命されており、5月には網走刑務所を慰問。受刑者たちにメッセージと共に自作の歌を披露し、エールを送った。
「EXILEに興味のない人たちにはいろいろ誤解されているようですが、『EXILEのメンバーで一番優しいのは誰?』とファンに聞くと、こぞってATSUSHIと返ってくる。また、ATSUSHIも自身の長所を『優しいところ』、短所を『優しすぎるところ』と答えているほど。そんな彼は12年に行われたライブツアーのMCで、自身の夢について『自分の歌で人の病気を治すこと』と堂々と宣言しているんです。『自分の歌で勇気や希望をもらってくれている人がいるとしたら、本気で一生かけて追求していけばいつか必ずできると信じている』と説明していることからも、その熱すぎるまでの本気度が窺えます。今回も本気で北斗を全面的にバックアップしたいという気持ちが強いようです」(週刊誌記者)
昨年12月にリリースされたソロ名義のアルバム「Love Ballade」に収録されている自身が作詞を務めた楽曲「Angel Heart」では、世界平和を願うATSUSHIの純な気持ちが詰まっている。以前からこういった世界平和や人の幸せを想った楽曲を手がけてきているATSUSHIだが、最近ではその類の曲をリリースする頻度も激増。年を重ねるごとに親切心が深みを増しているようにも思えると記者は言う。ちなみに同楽曲は14年度赤十字運動広報TVCMタイアップソングとしても使用されている。
今回のエピソードで傷心の北斗晶を勇気づけられたとしたら、歌い手・ATSUSHIに拍手を送りたい。
(石田安竹)