5月30日に発売された「週刊女性」(主婦と生活社)に、綾野剛のインタビュー記事が掲載。俳優として、プロフェッショナルな姿勢が紹介されている。
綾野は現在放映中のドラマ「フランケンシュタインの恋」(日本テレビ系)、そして6月3日から全国公開される映画「武曲 MUKOKU」に主演し、乗りに乗っている。
「武曲 MUKOKU」は藤沢周の同名小説が原作。綾野は剣道5段の腕前でありながら、自堕落な生活を送る剣士の役を演じる。記事によれば、役作りのために2カ月にわたって剣道の練習やトレーニングなどで肉体改造を行い、体脂肪は7%まで落ちたという。握っていたコップが割れてしまうこともあったというから、鍛え方はハンパではない。
それだけでなく、筋肉を分解させてしまうという理由から、撮影まではアルコールを一切、摂取しなかったそうだ。役柄になりきる“カメレオン俳優”の面目躍如だが、この断酒発言に芸能記者は驚きを隠さない。
「綾野の酒豪ぶりは有名です。今年3月に放送された情報番組『PON!』(日本テレビ系)では、過去に焼酎と日本酒を3升ずつで計6升、それに加えウイスキーを1本飲んだことがあると豪語しています。これほど酒好きの綾野が禁酒するとは、この映画にかける意気込みを感じさせますね」
綾野扮する映画の主人公は、父との間に起きた確執が原因で、アルコールに依存していく。酒に溺れる演技に関しては、事前にトレーニングする必要はなかったようだ。