英会話、料理、スポーツジム、ヘアケア、エステ‥‥女子力アップのため自分磨きに余念がない20代~30代の独身OLたち。そんな彼女たちの間で、最近気になっているのが“歯の綺麗さ”だ。
女性誌でも「歯並びが悪い女性はマイナス印象」「モテル女子は歯が綺麗」などの特集記事が多く組まれている。
合コンなどでも独身男性からは、「歯並びが悪い女性が笑うと歯に目がいってしまってドン引きする」「歯並びがいい女性だときちんとした家庭で育ったのだなと好印象」と言う声が聞こえるなどメイクやスタイル以上に女性の歯並びを重要視する男性も。
真っ白な歯は日々の歯磨きやホワイトニングなどでケアできるが、歯並びは日頃のケアではどうしようもできないし、費用や時間もかかるのではと、あきらめている女性が多い。
日本における矯正事情
欧米では歯並びが重要視され、子どもには矯正を施す家庭が多い。アメリカでは歯科治療に高額な費用がかかるため、子どもの学生時代に歯並びを、予防医療的に治療することが一般的となっている。日本でも割りと裕福な家庭で育った女性などは、小さい頃に歯列矯正などをしているが、日本の歯列矯正に関する意識は欧米に比べてまだ低いのが現状だ。
しかし、最近では大人になって歯列矯正を始める人も少なくない。なぜならば、最近の歯列矯正ではこれまでのワイヤー矯正とは違うほぼ透明の「マウスピース矯正」を採用する病院が増えてきており、これならあの悩ましい“ワイヤー丸見えの口元”にもならず、人前で堂々と笑顔を見せることができるからなのだとか。
大人女子にぴったりな方法
「世界基準の笑顔」を提唱する歯科医師の龍先生にマウスピース矯正について伺った。今回はマウスピース矯正の中でも、米国で主流の、ワイヤー矯正と比較可能な、「すべての歯を動かすことができる」方法を基準にお話をお伺いした。
このマウスピースは厚さなんと1ミリ以下の超薄型、目立ちにくい素材でできていて、矯正装置(アライナー)をつけているとは思えないほど自然な見た目を実現。しかも矯正期間は取り外しが可能なため、ワイヤーよりも短く感じる方が多い。仕事で人と接することの多い大人の女性には、まさに最適なのだそうだ。
今回説明しているマウスピースの場合、利用者の歯に合わせてコンピューター上で設計し、3D画像によるシミュレーションをもとに精密に製作されるため痛みも少なく、しかも食事の時や写真を撮る際など、いざという時には取り外しも可能。だから歯磨きもしっかりできて、衛生面でのメリットもとても大きいという。
一方で、取り外しができることはデメリットにもなる。推奨された装着時間(1日20時間)を守らないと、矯正に時間がかかってしまうためだ。
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“歯の美しさ”は女性の身だしなみの必須条件。自分磨きのためにも歯列矯正を一度、まじめに考えてみてはいかがでしょうか。
出典:歯並びスマイル
【取材先】
医療法人社団RMDCC
トルナーレデンタルクリニック歯科・インビザライン矯正歯科
理事長 龍 信之助
経歴および現職医療機関:
日本大学法学部法律学科法職課程 卒業 法学士/日本大学歯学部 卒業 歯学士/慶應義塾大学医学部歯科口腔外科研修修了/慶應義塾大学医学部麻酔科学教室大学院/医療法人社団RMDCC理事長/神奈川歯科大学臨床准教授