6月27日に放送された「バラいろダンディ」(TOKYO MX)で、大竹まことによる藤井聡太四段に関する発言に批判が続出している。
大竹は同番組で、最年少棋士にして最多連勝記録を樹立した藤井四段について「これ以上、調子に乗らすな。誰かシメてやれ!」と発言。さらには「77歳の爺さんが14歳のガキに『どうもすいません』ってあり得ないだろ」「勝っても若者なんだから『戦わせて頂きましてありがとうございました』って若い奴が言え」等、暴言を連発。番組放送後、ネット上では大竹に非難が殺到する事態となった。
渦中の大竹は6月28日放送のラジオ番組で「笑って欲しくて言っている」と弁明したものの、批判は高まるばかりである。
炎上中の大竹について「いまに始まったことではなく、昔からの大竹さんの芸風ですよ」と語るのはテレビ局関係者だ。
「とにかく大竹さんは『無茶苦茶するキャラ』。30年近く前には番組内でスタジオのセットをバキバキに壊したうえ、共演していた山瀬まみのズボンを脱がそうして追いかけるなど“凶暴伝説”は数え切れません。それと比べると藤井四段への暴言なんて可愛いものですよ」
そう語る局関係者は「大竹さんにとってもショックだと思いますよ」と一言。その理由は──。
「もうそういうふざけ方がウケない時代になってしまったんです。大竹さんを高く評価していた上岡龍太郎さんも芸能界にいない。当然、大竹さんも気付いているはずですよ。今回の炎上は、ひとつの時代が終わった証明ではないでしょうか」
かつてのお笑いを知るファンも寂しさを覚えているに違いない。
(白川健一)