人気モデルのケンダル・ジェンナー(21)とカイリー・ジェンナー(19)のジェンナー姉妹が、著名バンドを勝手に使用したTシャツを売り出し、大騒動になっている。
問題のTシャツは、著名ミュージシャンの、ノトーリアス・B.I.G.、2パック、ジム・モリソン、オジー・オズボーンなどの画像の上に、自分たちの顔などをコラージュしてデザインされたもの。販売と同時に非難の的となり、販売中止に追い込まれていたが、今回は写真家マイケル・ミラーが法的措置を執った。
マイケルは自身の写真が無許可で使用されたとして、短期間ではあるものの125ドル(約1万4000円)で販売されていたTシャツからの収益を求めて訴えを起こしたという。
ジェンナー姉妹は先日、ノトーリアス・B.I.G.の遺産管理者らから、Tシャツの販売を止めない場合、法的手段を講じると通告されたばかり。姉妹はすぐさまこのような謝罪コメントを発表していた。
「これらのデザインは配慮に欠けていました。アーティストのご家族をはじめ、不快な思いをされた方々に心よりお詫び申し上げます」「私たちはこれらのアーティストの音楽の大ファンですので、文化的象徴とも言える彼らを軽視するつもりは全くありませんでした」「これらのTシャツは販売を取りやめ、画像も削除させていただきました。この様な失態を、学ぶ機会と捉えさせていただきます。重ねて心よりお詫び申し上げます」
しかしノトーリアスの遺族側は依然問題は解決していないとし、このような声明を発表している。
「ジェンナー姉妹が謝罪をし、それらの法律違反且つ無許可であるこれらの商品の販売を取りやめたことに感謝を示しますが、この問題はまだ解決には至っていません」
次なる法廷闘争が気になるところだ。