朝の出勤後、あなたは複数の仕事から選んで仕事をする際に、ラクで簡単な仕事から着手してはいませんか? そんなあなたは実は“損をしている”かも知れませんよ。
出社後、仕事がスタートした瞬間にはじめる仕事は、一番困難と思われる仕事や、面倒に感じる仕事からはじめたほうがいいといわれています。そのいくつかの理由を紹介しましょう。
1.午前中は脳が最も覚醒している
第一の理由は、朝は脳が最も元気で覚醒しているので、困難な仕事も簡単にこなせる傾向にあるという単純な理由。面倒な仕事も、脳が最もフル回転しているときにやっつけてしまおうという、至極まっとうな理論なのです。
2.後の仕事がしんどく感じる
ラクな仕事から先にやってしまうと、当然面倒で困難な仕事が午後や夕方に回ってしまいます。そうなると「楽⇒困難」という仕事の難易度の変化にどんどんしんどさを感じてしまうのが人情。さらに、午後からは脳がすでに疲れはじめているので、仕事の効率も下がってしまうんです。
3.デキる人間は朝型の傾向がある
最後は最も簡潔。仕事がデキる人間は、なぜか朝型が多い傾向にあるという点。そこに確たる証拠はないけれど、なぜか実際そうであるという、ある意味“法則”的なもの。
ちなみに朝は前向きな思考になりやすいともいわれいて、そんなときに一日の中心を持ってくる人は「プラス思考」であることが多いのだそう。
あの“デキる人”の妙な自信とポジティブさの源は、ここにあるのかもしれませんね。
そんなわけで明日の仕事はじめは、一番面倒なコトから取り掛かってみたらいかがでしょうか。気分が少し変わって、一日が捗るかもしれませんよ。