引退出家騒動で世間を騒がせた女優の清水富美加こと千眼美子が、久しぶりに公衆の面前に姿を現した。8月2日に東京ドームで行われた宗教団体「幸福の科学」のイベント「人類の選択」で、約5万人の観衆を前にその歌声を披露したのである。
「『幸福の科学』のイベントが東京ドームで行われたのは、1995年10月の大川隆法総裁の御生誕祭以来。全世界に向けて、3500カ所に同時中継を行うという大規模なものでした。このイベントで、清水は来年夏に公開予定の映画『さらば青春、されど青春。』の主題歌『眠れぬ夜を超えて』を約4分にわたって熱唱しました」(スポーツ紙記者)
映画「さらば青春、されど青春。」は、大川隆法氏総指揮で制作。清水は、大川氏の長男である宏洋氏とダブル主演することが決まっている。
「清水はこのステージに立つに当たり、約1ヵ月半に及ぶボイストレーニングを行ったと言われています。大川氏の講演に先立ち歌が披露され、歌い終わった後、会場から大きな拍手がわきあがりました」(前出・スポーツ紙記者)
この熱唱を聞いた芸能記者は、清水の歌唱力にわが耳を疑ったという。
「清水は出家する前から趣味で歌を作って歌うことがあると話していました。2015年10月に出演した『櫻井有吉アブナイ夜会』(TBS系)では、オリジナルソング『高菜おにぎりの歌』を披露し、その都会的なサウンドと珍妙な歌詞のギャップに出演者は度肝を抜かれました」(番組関係者)
「高菜おにぎり今食べたい ※高菜 高まる(※数回繰り返し) 高菜おにぎり~」と歌う姿が、「清水富美加の歌キャッチー過ぎて頭に残る」と話題になる反面、ツイッターなどでは「清水富美加かわいいけど歌下手」「音程がヤバい」という評価があったからだ。
その当時に比べ、今回の東京ドーム公演は歌唱技術が数段アップしたかのように思える。ましてや、満席のドームのステージで歌うことは、並みの歌手ではかなわないこと。「幸福の科学」の後押しがあるとはいえ、ある意味夢を叶えたといえるのかもしれない。