俳優の浅野忠信が自分のWikipediaに疑問を呈した。「これ、俳優と全然関係ないじゃん」。不満げに語ったその理由とは──。
8月6日、フジテレビ系トーク番組「ボクらの時代」に出演した浅野。同番組で俳優の村上虹郎、映画監督の長谷井宏紀氏とともに和やかに談笑していたのだが、その途中、村上が「浅野さん、あれですよね?Wikipediaの写真、DJですよね?」と何気なく聞いたのだ。すると浅野もかねてから疑問に思っていたようで、「なんでなんだろう? あれホント、誰がやってくれてるのか不思議なの」と戸惑いながらも不満を爆発させていた。
これについて芸能記者は、
「浅野は音楽にも造詣が深く、バンド活動は高校生のころからスタートしており、またDJも10年ほど前から本格的に始めたと聞いています。今でこそ、ふかわりょうやナインティナインの岡村隆史などお笑い芸人がやっていますが、彼ほどの人気俳優でDJもしているというのは珍しいこともあり、また、もちろんそのスキルもプロ並み。フジロックフェスティバルなどの野外イベントには引っ張りだこです」と語る。
つまりDJとしてのキャリアも申し分ないのだが、浅野にとってはやはり本業は俳優なのに…との思いがあるらしく、このあとも「俺、自分では(編集ページを)イジれないからさ……いつも何か『あの作品、何だっけな』と調べるとさ、あの写真が出てくる。いや、これ全然俳優と関係ないんだけどな」と、不満は止まらなかった。
だが、放送日まではそのままだったWikipediaの画像が8月8日には「浅野忠信『マイティ・ソー』のプレミアにて」というキャプションとともに俳優らしいものに差し替えられている。“誰がやってくれてるのか”は不明だ。
(魚住新司)