タレントの菊川怜が、5年以上にわたってレギュラーを務めてきた「とくダネ!」(フジテレビ系)を9月いっぱいで降板することを明らかにした。この報せに活気づいているのが自民党や民進党といった政党だという。週刊誌記者が説明する。
「今井絵理子参院議員の手つなぎ不貞でケチがついたとはいえ、選挙においては話題性のあるタレント候補に大きな集票力が期待されます。そこに降って湧いたのが菊川のレギュラー降板。彼女は東大卒の才媛で、本人は清潔感にあふれており、候補者としては文句なし。レギュラー番組という縛りがなくなったことで、各政党による争奪戦もありえますね」
現在の衆院議員は18年12月まで任期が残っているものの、今年中の解散総選挙を占う声もあり、菊川に熱い視線が注がれているわけだ。そんな鉄板候補とは別に、次期衆院選のタレント候補者に意外な名前が浮上しているという。
「水嶋ヒロです。大手芸能事務所から強硬に独立したことで俳優としては業界に居場所がないも同然ですが、注目すべきはそのマルチな才能。高校サッカーでは全国大会ベスト4の実績を持ち、大学は慶應という絵に描いたような文武両道です。帰国子女でもあり15年に出演した海外ドラマでは流ちょうな英語を披露したほか、作家としては小説『KAGEROU』でポプラ社小説大賞を受賞しています。さらに妻でシンガーソングライターの絢香と二人三脚で子育てに励む様子が『イクメン』として注目されており、その愛妻家ぶりも候補者としては大きな強みでしょう」(前出・週刊誌記者)
最近は投資家や実業家としての一面も見せつつも、これといった結果が出ている様子はない水嶋。この辺で国会議員という新たな道を模索しても不思議はなさそうだ。
(浦山信一)