紗栄子の息子たちがイギリスの寄宿学校(ボーディングスクール)に留学するという。合格したのはロンドン郊外にある13歳までの児童を対象としたスクールで、ウィリアム王子も通っていた由緒ある学校だ。在学生にはいわゆる上流階級の子息が多く、卒業生の多くはイートン校などの著名なパブリックスクールに進学する。
そんな学校になぜ紗栄子の子供が入学できたのか。海外事情に詳しい週刊誌記者が解説する。
「息子たちが学業優秀なことに加え、欧米の上流社会で重視される社会貢献活動に関しても、母親の紗栄子とともに被災地復旧に尽力した点が評価されたのでしょう。それとは別に、イギリスの教育界は海外からの生徒集めを重視しており、最近は中国などアジアを重点地域に置いていることから、日本人にもチャンスが増えた可能性があります」
息子たちが進学予定のスクールでは旧正月を祝うイベントを開催するなど、中国を意識した活動もあるという。また中東やアジア出身の生徒も増えており、日本人が入学してもさほど違和感がないというメリットもある。ただ紗栄子の子供に関しては、入学後に大きなカルチャーショックを受ける恐れがあるというのだ。
「ボーディングスクールに通う留学生は、親が大企業のオーナー経営者だったり、何代も続く富豪というケースがほとんど。子息にイギリス上流社会で人脈を作らせ、家業に活かすことをもくろんでいます。いくら日本では有名人とはいえ、そんな留学生たちに比べると紗栄子ファミリーは一般家庭に過ぎず、息子たちが学校で浮いてしまう恐れも小さくないのです」(前出・週刊誌記者)
芸能界という腕一本の世界でのし上がった紗栄子なら、アメリカのほうが息子たちの留学先に向いていたはず。前夫・ダルビッシュ有の存在が理由でイギリスを選んだ可能性も噂されるが、その選択を後悔する日が来てしまうのかもしれない。
(白根麻子)