宮藤官九郎が脚本を担当する10月スタートのドラマ「監獄のお姫さま」(TBS系)に、小泉今日子が主演することが明らかになった。小泉のTBSドラマへの出演は、実に16年ぶり。しかも共演する俳優陣が超豪華とあって、早くも注目を集めている。
「ストーリーは、小泉今日子、満島ひかり、坂井真紀、森下愛子、菅野美穂の5人が演じる女たちがある大企業のイケメン社長を誘拐するところから始まる、クドカン作品ならではの笑って泣ける人間ドラマ。期待が高まっています」(テレビ誌記者)
そして、5人に誘拐されるイケメン社長が伊勢谷友介だ。伊勢谷は、民放連続ドラマに初出演となる。
「これまでに出演したドラマは、『白洲次郎』、大河ドラマの『龍馬伝』『花燃ゆ』とすべてNHKばかり。その理由として、連続ドラマは監督が一人ではない場合が多いこと、そして演出に統一性がなく、視聴率に左右され脚本が変わることを上げています。クドカン作品ならそういったブレも少なく、しかも、演じる役が“ギラギラした出世欲と野心の塊”、いわば“美しすぎる悪”を演じるとあって、かなり役にのめり込んでいるようです」(番組関係者)
伊勢谷といえば、数々の大物女優とも浮名を流してきた。
「99年に、広末涼子とのバイクに二人乗りする様子を写真誌に撮られたのを皮切りに、昨年4月に報じられたモデルの森星との“半同棲”まで、本人も今回のドラマの役柄に引けを取らないモテモテぶり。東京芸大卒のインテリでもあり、41歳を迎えて、最後の大物独身俳優と言われていますよ」(女性誌記者)
ドラマはもちろん、伊勢谷自身の恋の行方も見どころだ。
(窪田史郎)