22日に放送された情報番組「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系)で、“ミタパン”こと、MCの三田友梨佳アナウンサーが、タレントの壇蜜が出演した仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会のPR動画について、独自の見解を示した。
動画は、壇蜜が伊達家家臣の末裔「お蜜」に扮し、県内の名産品や観光名所を紹介するという内容。7月5日に「YouTube」で公開され、視聴回数は22日現在、400万回に迫ろうとしている。
「県のPRにはなっていますが、ただ、壇蜜の色っぽい口調に合わせて唇がアップになるなど、性的なものを連想させるシーンが目につきます。亀の頭を撫でて『上、乗ってもいいですかぁ??』と壇蜜が言ったあと、亀の頭が大きくなるなどの演出も品性を欠いていると批判されました。これを受けて、県は26日に配信を停止する見通しです」(エンタメ誌のライター)
この動画の内容に対して、番組MCであるタレントの高橋克実は「どうですか、うち(当番組)の管理しているミタパン」と、三田アナに意見を求めた。すると彼女は「皆さん、PRするためにどうにかしてインパクトを(与えようとして)、大変なんだろうなぁと観ていましたけど」と前置きしたあと、「これに関しては、知らない方がやっていたら、ちょっと不快に思うかもしれないけど、壇蜜さんというキャラが確立されている方だから」と、動画の内容を肯定してみせた。
「番組のアンケートでは、女性の83%が不快に感じるという結果が出ていました。三田は知らない人がやれば不快だと否定派にも一定の理解を示しつつ、壇蜜は知名度があり、その持ち味も浸透しているので大目に見てもいいのではと、県や壇蜜も擁護しています。否定派、肯定派、どちらも納得するような卓見を示しましたね」(前出・エンタメ誌ライター)
三田アナは恐れを知らぬコメントで周囲をドキリとさせることも多いが、今回はうまくバランスをとれたようだ。