9月11日に放送された山下智久主演のテレビドラマ「コード・ブルー ~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」(フジテレビ系)第9話の平均視聴率は13.9%と、最終回を前にやや失速した。
「8話では、15.4%という高視聴率を記録していましたが、ここにきて1.5%も急落。今回は山下演じる主人公・藍沢医師が、地下線路内の陥落事故に巻き込まれ、生き埋めになるという衝撃的なシーンで終了。次の最終回で、どれほど視聴率を稼げるのかに注目が集まっています」(テレビ誌記者)
同ドラマは、ドクターヘリをテーマにした医療物語の第3弾だが、今シリーズから過去2シーズンの脚本を務めた林宏司氏が降板し、安達奈緒子氏へと変更。そのため、一部ドラマファンの間では不安の声が広がっていたが、クライマックスの展開でついに怒りに変わったようだ。
「過去の『コード・ブルー』といえば、患者や家族との交流の中で、登場人物らが医者という職務の現実に苦悩する姿を丁寧に描き、好評を得ていました。しかし今シリーズでは、流産、毒物摂取による急性中毒症状、エボラウイルス、そして今回の主人公が事故に遭う展開など、衝撃的なシーンをこれでもかと盛り込んでいる。この内容に、初期から見続けているファンは『新しい脚本家は本当に過去シリーズを見ているの?』『前作と違いすぎる』『藍沢先生が死んだらフジテレビを許さない!』と怒り心頭。9話の事故シーン以降、さらに辛辣な意見が飛び交っています」(前出・テレビ誌記者)
フジドラマとしては久しぶりに2ケタ視聴率のまま完走となりそうな「コード・ブルー」だが、果たしてファンが納得する「内容」をともなって有終の美を飾れるのだろうか。