フィギュアスケートのソチ五輪金メダリスト、ロシアのアデリナ・ソトニコワ選手が今シーズンの欠場を発表。平昌五輪出場を断念することとなった。
「ソトニコワはソチ五輪後に右足首を痛め、競技からしばらく遠ざかっていました。今季からトリノ五輪男子シングル金メダリストであるプルシェンコの指導を受けているのですが、ケガが完治していないため長期の欠場になると思われます。しかし、それだけが理由ではないのではないかとも言われているのです」(女性誌記者)
ソトニコワはソチ五輪で韓国のキム・ヨナを下して金メダルを取ったことで、五輪直後には韓国でバッシングにさらされた。韓国の体育協会も採点に抗議し、ISU(国際スケート連盟)の懲戒委員会に提訴したものの訴えは棄却。しかし、その後もメディアを中心に個人攻撃にさらされ、個人ブログが炎上した騒ぎもあった。
「アイスショーの演技について『これで金メダリストか』と揶揄されたり、『審判を買収した』と中傷されたりと、韓国のキム・ヨナ人気の影響でひどい目に遭いました。今回の欠場は、そこまで憎まれている韓国での平昌五輪を回避したのでは、というわけです」(前出・女性誌記者)
とはいえ、ソトニコワは五輪後、ほとんど試合に出場しておらず、その一方でモスクワ市内にネイルサロンやエステ店をオープンさせるなど、ビジネスを成功させているという。故障があったとはいえ、心はすでにフィギュアから離れているのかもしれない。
(芝公子)