女優のリア・レミニが、トム・クルーズとケイティ・ホームズ元夫妻が結婚式の際に、当時7カ月だった娘スリちゃんが泣いているにも関わらず床に放置していたとしている。
リアは自伝「トラブルメーカー:サバイビング・ハリウッド・アンド・サイエントロジー」の中で2013年まで所属していた宗教団体サイエントロジー教会での生活について綴っており、トムとケイティの結婚式前夜祭の食事会が行われている時にスリちゃんが泣き続けているにも関わらず誰も気に留めていない様子だったと明かしている。
5分間泣き続けているスリちゃんの泣き声をたどっていったところ、リアはトムの姉やアシスタントを含む3人の女性たちがまるでスリちゃんをサイエントロジー教会の創始者である故L・ロン・ハバードの生き写しであるかのように風呂場の床に置いたまま、ぽかんと口を開けて見ているのを見つけたのだという。
リアは最終的にその女性たちに赤ちゃんを抱き上げてミルクを与えるように説得したそうだ。
この出来事以外にも、トムが前妻ニコール・キッドマンとの間に迎えた養子のイザベラとコナーはサイエントロジーによって抑圧的な人物というレッテルを貼れられていた母親ニコールと距離をおきたいと考えていたことなども明かされている。
2006年にトムとケイティの結婚式が行われた後、空港に向かう車の中でリアがイザベラとコナーに、母親ニコールには頻繁に会っているのかという質問をした際、イザベラは「もし私が自分で選択できるなら会いたくないね。だって私たちのママはとてつもなく抑圧的な人だからさ」と答えたと、同自伝の中で記されている。
これに対しサイエントロジー教会側は同書籍におけるリアの言い分を「馬鹿げている」としているそうだ。