9月15日に放送されたバラエティ番組「金曜★ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)で、三四郎・小宮浩信が見せた子どもへの神対応が話題になっている。
番組では「ドッキリスター大賞2017」と題して、14年ぶりに落とし穴に落とされた出川哲朗をはじめ、小宮、千鳥のノブがドッキリにかかったVTRを放送。 小宮には、ニセの旅番組で田舎町を訪問し、一般人の家に泊めてもらうというお泊まりロケを用意。日常にありがちな計10個のプチドッキリを、26時間にわたって仕掛けられた。
小宮といえば、2月に放送された同番組で、性格の悪さを露呈。大先輩の中尾彬が楽屋に挨拶に来るドッキリを仕掛けられ、中尾のいきなりの訪問に露骨に迷惑そうな顔を見せ、会話中も半ギレ口調で応対。さらに、中尾が一度席を外すと「何だアイツは」と独りごちたことで、本性がクズすぎると話題になっていた。
だが、今回のドッキリ企画では別の顔をのぞかせた。宿泊先の子供と2人きりになると、カメラが見えないところでオセロで遊んだり、宿題を手伝ってあげたり。偶然、子供の腕に蟻がついた時には「殺しちゃダメだよ。俺がとる」と言いながら蟻を捕まえ、外に逃がしてあげるという優しさを見せた。
クズなはずの小宮のこの予想外の対応に、ネット上では「蟻を逃がしてあげたのはビックリだったな」「小宮って意外にいいヤツかも」「特段いいヤツではないかもしれないが、そこまで性格が悪いとは思わない」と評価が一変しているようだ。
「他のドッキリでは、小宮が就寝のタイミングで家主の友人夫婦が無理やり押しかけてきて、飲みに付き合わせるシーンもありましたが、それにもしっかり応じていた。友人夫婦の夫から失礼な言葉を連続でぶつけられた時にはさすがにイライラして一人になると例の毒舌をのぞかせましたが、小宮じゃなくても言いたくなる酷いレベル。出された料理が不味いと、それなりのリアクションをとるのも自分に正直なだけでしょう。ゲスだと思われていた小宮が意外にも普通の人間だったことに視聴者は驚いたようです」(エンタメ誌ライター)
“クズ人間”という先入観が奏功したようだ。
(本多ヒロシ)