9月18日、さまざまな騒動を巻き起こしている歌手の泰葉が、映像つきラジオ番組「ニコラジ」に出演した。婚約したばかりのイラン人男性とともに出演し、ヒット曲「フライディ・チャイナタウン」を披露。その衰えを知らない美声に「歌うま!」「初めて聞いたけど歌声すごい?」「歌だけで十分やってけるじゃん」など、彼女の歌唱力を絶賛するコメントがネットに相次いだ。
「突飛すぎる発言で芸能界からはほぼ見放されている泰葉ですが、歌声だけは本物でした。音域の広さ、声量、音程の確かさ。どれも56歳とは思えないパワフルさで鳥肌が立つほどでしたね。このまま埋もれさせるのは惜しい。ルックスもインスタの自撮り写真より、自然に振る舞っているほうがよほど若く見えました」(音楽ライター)
タレント業は引退し、今後は歌手や古典芸能に力を入れていくという発言もあったが、目立った活動は見られない。
「20日にライブを行った会場は小さいながらジャズの名門ライブハウスです。30席にも満たない広さですが、店側は料理や飲み物で利益を得るので、入場料のほとんどは泰葉のギャラになると思います。もう少し大きな会場で月に何度かライブをこなせばちゃんと稼げるし、彼女のキャリアの評価にもつながる。地に足のついた活動を続ければ、再び歌でスポットライトを浴びることもできるはずです」(前出・音楽ライター)
このままでは「お騒がせタレント」として人々の記憶の片隅に残るだけ。天国の三平師匠のためにも音楽で再起してほしいが‥‥。
(笠松和美)