生後100日を超え、ますます愛らしくなった東京・上野動物園のジャイアントパンダの赤ちゃんの名前が「香香(シャンシャン)」に決定した。
過去最多となる応総数32万2581件から応募件数の上位100点を特定の商品名や人名を除いて8件に絞られた中から選ばれた。
この発表に来園者からは「すてきな名前。無事に大きくなってきていて、とってもうれしい」「上品で良い響きですよね」など好評だ。
そして、この名の決定に大いに気をよくしたのは「とくダネ!」(フジテレビ系)のMCを務める小倉智昭キャスターだった。
小倉氏は、かねてから命名予想をしており、名前発表の翌日の放送では「『上野』の文字を付けたかったんで、上野を調べたら『シャンイエ』。その頭を取って『シャンシャン』がいいんじゃないか」と、予想を当てたことに大喜び。番組ではお祝いのくす玉まで用意するはしゃぎようだった。
小倉氏のこの快挙には、ネット上でも「32万件もあったのにすごくないですか?」「小倉さん、お見事です」「脱帽です!おみそれしました」など賛辞が相次いだが、本人は「字が違いますもんね」とあくまで謙遜。興奮する菊川怜とは対照的な冷静な態度で株を上げたようだ。
だが、中国語に堪能なジャーナリストは「“上”と“香”は字が違うだけではない」と指摘する。
「小倉さんの言う“上野”の表記は“Shangye”、“香”は“xiang”。カナで表記するのは難しいのですが上は“シャン”、香は“シァン”となるでしょうか。ですから、厳密にいえば読みも違うのです」
といっても、日本語では「シャンシャン」と表記されているから当たりは当たり。難癖レベルのツッコミが入るところも、小倉氏らしい?