9月26日放送の「ごごナマ」(NHK)で衝撃的な事件が起きた。この日は東京・原宿にある猫カフェならぬ“ハリネズミカフェ”が最近人気ということで、店舗からの中継がオンエアされた。店主から開店した理由を聞き、来店中の客に店の魅力を語らせたレポーターがスタジオに感想を求めた、その時だ。スタジオにゲスト出演していた脚本家の大石静氏がハリネズミカフェの中継を見ながら「ああやっていじくり回されて幸せかしら? すごい違和感。本来生きるべきところで生きていればいいのに。犬とか猫とか、人間と長い歴史があるペットと違うんだから」と、一気にまくし立てたのだ。
いつもならフォローの鬼と化すMCの船越英一郎をはじめ、どんな話題でも笑いに変えて場を和ませるはずのゲストの三遊亭円楽も黙りこくり、NHKのベテラン・阿部渉アナさえも絶句したため、画面が一瞬フリーズしてしまう状況に。
「大石さんは即座に『ごめんなさいね、こんなこと言って。でもそう感じたものだから』と謝罪しましたが時すでに遅し。これが生放送の醍醐味といったらかわいそうかもしれませんが、『凍る』という状況を初めてテレビで見ました」(テレビ誌ライター)
9月20日から放送日の26日までは、奇しくも動物愛護週間。ネット上では大石に同意する声も続出したが、番組のゲストとしては少々直球すぎたようだ。