ダイエットに失敗ばかりしているという人はいませんか? 実は、そういう人ほど、ボーッとしていることが多く、脳に刺激が少ないことがダイエット失敗の原因でもあるのだそうです!
人は何かを目一杯食べたとき、満腹中枢が刺激されて「おなかいっぱい、ごちそうさま」という状態になり、もうそれ以上は食べたくなくなります。脳に刺激が少ないと満腹状態がわからず、ついつい食べ過ぎてダイエットがうまくいかないのだとか。
ダイエットのポイントとなる、満腹中枢をいち早く刺激する方法があるのです。HURRI(中国式鍼治療専門店ハリー)の王尉青さんと魚料理研究家の是友麻希さんの共著「しっかり食べても美しくやせるハリー式ダイエット・レシピ」(PHP研究所刊)によると、きゅうりなどのシャキシャキしたものを噛むと、脳への刺激になりやすく、満腹中枢も満たされやすいのだそうです。少量でも「食べたぞ!」という刺激を脳に与えることができるので、早く「お腹いっぱい」となるわけです。きゅうりをそのままというより、漬け物やキムチなどにアレンジして食べると、毎日食べられそうですね。
また、脳の満腹中枢を刺激する成分もあります。それは「ココア豆乳」。「すぐわかるコレステロール・中性脂肪を自力でぐんぐん下げる本」(主婦の友社編)によると、ココア豆乳を飲むと、「3.4-DB」という成分が血液中に増え、それを食欲を抑える信号として脳がキャッチするのだそう。すると、脳が勘違いして、満腹サインを出すのだとか。
また、ココアに含まれているテオブロミンという成分は、イライラを押さえてくれるので、ダイエット中の精神コントロールにも役立つそうです。
ダイエットに失敗ばかりしている人、ボーッとしがちな人は、脳に刺激を与える食材をぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?