美容室やネイルサロンで繰り広げられる「うわべだけの世間話」が苦痛だという人は意外と多いようです。当たり障りの無い会話でも相手が話上手な人なら問題ないのですが、つまらない話を延々とされたときのツラさは筆舌に尽くしがたいものがあります。
「鉄板なのが、これからお出かけですか? どこへ? 誰と? の尋問。そこから話を膨らまそうというのがミエミエなので、適当なことを言って、したくもない話になっちゃっても困る」(ミナさん/25歳)
お互いに気を遣い合っているという不毛さが苦痛のというのが次の例。
「『その服、めっちゃ可愛い。どこで買われたんですか?』と言われたのが、逃げようがなくて一番めんどくさかった。いちいち教えなきゃいけないのかと。そもそも、本心じゃないだろという気もして」(チカさん/28歳)
友達になるわけではないので、結局は「その場しのぎができればいい」という人からは、こんな話が聞けました。
「職業、出身地、趣味、彼氏のアリナシなど、設定を決めてからサロンに行くようにしています。微妙な緊張感があって、頭の体操になってる気がしますね。この間、『彼氏が欲しい設定』だった美容室で、思わずポロっと彼氏の愚痴みたいなことを言ってしまって。『彼氏ができたんですか??』って言われて焦ったり(笑)。設定がブレブレでも、なんとかなります」(サトミさん/34歳)
オトナですね~。実は、このテクニックは知り合いの男性に教わったもので、その男性が夜の街で女の子相手に使っているものなんだとか。「チャラくて無理」という人は、最もベタなこの方法で。
「『仕事が忙しい』というアピールをして、目をつぶる」(マキさん/30歳)
うわべトークが苦手だからサロンが苦手というのでは残念すぎます。自分なりの対策法を見つけて、乗り切ってください!
(酒田美樹)