KAT-TUN・亀梨和也にとって憧れの先輩といえば、元SMAPの木村拓哉。かねてからファッションや言動などのあらゆる面でお手本にしてきた。だが同じジャニーズ事務所に所属しながら、テレビやラジオ、映画や雑誌での共演が皆無だった2人。初の対面は、実に不思議な場所とタイミングだった。スポーツ新聞の芸能記者は振り返る。
「初めて会ったのは、まさかの路上。しかも、2人そろって完全プライベートのときでした。木村が買い物に行くために愛車で走行中、ふと見た歩道に亀梨がいた。木村いわく、『フルボリュームでタレントオーラを放っていた』そう。そこで、車のウィンドウを開けて、クラクションを鳴らしたそうです。ティアドロップのサングラスをしていた亀梨は、キムタクだとはわからず疑わしい視線で音が鳴るほうを見た。すると木村はサングラスを外し『木村』と声をかけた。そこで亀梨はやっと気付いたのだとか」
亀梨が買い物に行く途中であると知った木村は、初対面の後輩をそのまま車に乗せ、共に買い物へ。イケメンすぎる木村のおもてなしはその後も続く。お気に入りのお店に連れていき、「俺はこれ買うけど、おまえは選べよ。どうする？ おそろいになっちゃうけど、いる？」と聞いた。憧れの大先輩とおそろいの服を買ってもらえるなんて、亀梨にとっては無上の僥倖。ありがたくプレゼントされたという。
「買い物が終わると、ガラケーを取りだした木村が、『これ、俺のアドレス』とメールアドレスが書かれた画面を差しだした。亀梨は助手席ですぐに打ち込んだそうです。別れ際の挨拶は、『ありがとうございます』『じゃあな』と実にサッパリしたもの。亀梨が降りると木村が運転する高級車は颯爽と街のなかへ姿を消し、怒濤のような出来事に、亀梨はしばらく放心状態だったそうです」（前出・スポーツ紙芸能記者）
LINE交換をした今はより親睦を深め、一緒に洋服を買いに行ったり、ゴルフに行ったり。今でも木村は亀梨をシビレさせているに違いない。
（北村ともこ）
