NHK朝ドラ「わろてんか」に、主人公てんの兄・新一役で出演していた千葉雄大。家族思いの優しさ、やわらかな京言葉に「癒される」と評判だったが、14日に“ナレ死”してしまい、視聴者から「ロス」の声が上がった。
千葉はその甘いマスクと役柄から、ぬくもり系男子「ヌクメン」と呼ばれていた。だが、そのポジションを「あざとい」と評されたときに、世間的イメージにとらわれず、腹黒い部分も素直に出していこうと考え方が変わったという。ドラマでも二面的な役を演じることが多くなり、今年6月30日公開の映画「兄に愛されすぎて困ってます」では、ドSで毒舌なセレブ研修医に扮した。
そんな千葉が、23日スタートの連ドラ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」(フジテレビ系)で市議会議員を演じている。父親の借金で追われた街に政治家として戻ってきた役どころだが、このビジュアルが実在のある人物を彷彿させると話題なのだ。
「今井絵理子参院議員との不貞疑惑を報じられ、その後、政務活動費の不正受給が発覚して議員辞職した元神戸市議の橋本健氏です。七三分けにした千葉の雰囲気は、確かにイケメン市議だったハシケンとオーバーラップする。街頭演説シーンもあるようなので、どれだけ似ているか見ものですね」(週刊誌ライター)
当代一の「ヌクメン」が、リアルなイケメン市議にどれだけ迫れるか、期待大だ。