10月19日発売の「週刊新潮」が、元SMAP・稲垣吾郎のドラマ出演に関する情報を掲載した。それによると稲垣は、来春のフジテレビ枠での起用が決定したという。
「記事によると、稲垣が出演するドラマの制作は、フジ系列の関西テレビが担当するそうです。現在、民放キー局はジャニーズ事務所への忖度で、元SMAP3人を起用しにくい流れがある。そのため、まずは地方局から攻めていくという戦略のようです」(芸能記者)
稲垣といえば、現在のテレビレギュラーはバラエティ番組「ゴロウ・デラックス」(TBS系)のみ。今回のドラマ決定が事実ならば、独立後、最初の仕事となり注目を集めそうだ。一方、香取慎吾は東京五輪に向けたNHKの特番「カルパラ」に出演することが決定。11月24日のゴールデンタイムに放送予定だという。
だが、元SMAP3人を取り巻く状況は、依然として厳しい状況にあるようだ。
「『週刊新潮』の取材では、あるテレビ局が、草なぎ剛出演のドラマを企画していたそうです。そして念のためジャニーズ側にお伺いを立てたところ『ウチがどうこういう話ではない』という反応だったようですが、結局、テレビ局は起用を取り止めたとのこと。また元SMAP3人による映画『クソ野郎と美しき世界』も、元はテレビ局制作として進んでいたものの、頓挫したと『女性セブン』が伝えています。やはり新規オファーは難しい状況なのでしょう」(前出・芸能記者)
各テレビ局が、独立後の3人と距離を取ろうとする今の状況に、一部ファンからは『イジメではないのか?』との批判も上がっている。はたして今後、ジャニーズへの忖度がなくなる日はやってくるのだろうか。