10月21日、ロックバンド・X JAPANのYOSHIKIがツイッターを更新。「本日、倒れてしまいました。アイスランドでの出演が急遽キャンセルになりました。ごめんなさい Seeing a doctor now.」とツイートし、アイスランド・レイキャビクで予定されていたドキュメンタリー映画「WE ARE X」のプレミアイベントへの出演を断念したことを明かした。
YOSHIKIは、13日間で欧州10カ国、計13都市を回る同映画のプロモーションツアーを実行。だが、9日目のイギリスで医師から数日間の休養が必要との診断が下されたという。
同映画は世界中の映画祭で高く評価され、アメリカ、アジアに続き、ヨーロッパでの劇場公開が決定。そのプロモーションの最中での、まさかのダウン。今年5月には頚椎人工椎間板置換の手術も行っているだけに、日本のファンもさぞかし心配しているようだが……ネット上には冷ややかな見方もあるようだ。
「体調大丈夫ですか?」「無理なさらずに」という激励がある一方、「倒れ芸ですか?」「なんでこの人、体調管理できないの」「倒れてもSNSはできるんだ」などと手厳しい。以前、辛いカレーを食べて貧血になったことを持ち出し、「辛いカレーでも食ったのか?」「鉄分が豊富な赤身の肉を食え」といった声もあった。
「確かにYOSHIKIは“倒れすぎ”の感が否めません。2011年5月にはロサンゼルスで開かれたスティービー・ワンダーの誕生パーティーで、過労がたたり貧血で倒れています。2008年にはバンドが再結成した復活ライブの初日に失神し、スタッフに運ばれて退場しています」(音楽誌ライター)
YOSHIKIも今年11月で52歳。ライブ会場でなく病院巡りにならないよう、くれぐれもご自愛願いたい。
(石田英明)