タレントのローラが10月24日、自身のインスタグラムを更新し“新しい家族を迎えた”と動画で報告した。といっても、その家族とは小猫の“ウニちゃん”。そこには「保健所から新しい家族をあずかりました♪なまえはウニちゃんです♪これからもよろしくね! 保健所に預かられる猫はその日から3日~1週間、誰も引き取らなかった場合は、殺されてしまうの。たくさんの子達が幸せな家族のもとにいきますように」(原文ママ)と、コメントが添えられている。
ローラがウニちゃんとじゃれあう約1分間の動画は、公開からわずか2日で再生回数60万回以上。フォロワーからは「影響力のある人が猫さんを保健所から引き取ってくれて嬉しい」「こういう動き…増えて欲しいにゃ」「よくやった! ペット買うのも免許制にしてほしい」など、称賛する声が寄せられた。
ローラ同様、犬や猫を殺処分危機から救う芸能人、著名人が増えている。フリーアナウンサーの滝川クリステルは、殺処分ゼロを目指し、2014年に一般財団法人「クリステル・ヴィ・アンサンブル」を設立。自身も2011年に起こった東日本大震災の迷子犬を飼っている。滝川の財団に賛同した女優の柴咲コウは、猫2匹を引き取った。
また、愛犬家で知られる俳優の坂上忍、動物好きな森泉、大リーグで活躍するダルビッシュ有投手も殺処分寸前の犬や猫を引き取り、世話をしている。
動物保護団体の関係者は「著名人が、殺処分ゼロに賛同し、SNSやメディアなどで積極的に紹介するようになりました。それによって、保健所に引き取りに来る方が増えました」と大歓迎する。
米ロサンゼルスに3億円で新居を購入したばかりのローラ。殺処分をまぬがれたウニちゃんも、豪邸の住人になるのだろう。