「はたちのころは本当にかわいかったのに」「今、こんな顔してるのかぁ……なんか…スッピン時の IKKOさんに似てるな」
久々のテレビ出演に、視聴者はビックリしたようだ。10月31日の『ごごナマ』(NHK)のゲストに出演した工藤夕貴についてのSNS上の評である。その名にピンときた人はアラフォー以上だろう。
「歌手の井沢八郎の娘で、袋麺のCMでヤカンを持って走る女子高生を演じ『お湯をかける少女』として人気者になりました。その後、若手の演技派女優として大活躍しましたが、安住せずにハリウッドに挑戦。一から英語の勉強を続け、国際派女優として複数の外国映画にも出演しています。しかし2005年に父・井沢の病気により日本に戻り、静岡・富士宮市に広大な土地を購入、農業を行いながら、自宅の隣に『カフェ ナチュレ』というカフェを経営しています」(芸能ライター)
近年はナチュラル生活を実践しているようだが、往時を知るファンからは、「NHK見たら工藤夕貴さん、顔変わった苦労したんやなぁ」などと同情の声も聞かれる。
この日、工藤は同番組内で奇しくも自らの顔についてこのように言及した。
「インターネットで“劣化”って言うじゃないですか。アレ悪いと思う。“進化”って書いて欲しい。進化なんです。人間は進化していきますから。劣化っていうとどんどん悪くなってるみたいだけど、若くてキレイなだけが良いことではなくて」
だが彼女の場合、“進化”どころか、まるで“別人”になってしまったような印象さえある。自ら“前輪農業・後輪女優”と語る工藤には、どんどんテレビ出演して新しい魅力を見せて欲しいものだ。
(魚住新司)