2016年に公開され、興行収入82.5億円の大ヒットとなった映画「シン・ゴジラ」が11月12日、テレビ朝日で地上波初放送され、15.2%の高視聴率をマーク。実況スタイルのSNSでも大いに盛り上がった。
同映画には、今年6月に未成年女性との飲酒及び不適切な関係を持ったことが報じられて芸能活動を休止している小出恵介も出演していたため、そのシーンがどうなるかも、話題になった。
「小出は、区民を避難誘導する消防員の役でしたが、カットされていましたね。まあ、そんなに長いシーンではないので、不自然さはありませんでした」(テレビ誌ライター)
そして、もう一つ話題になったのは、石原さとみ演じる米国国籍の日系人で米国大統領特使のカヨコ・アン・パタースン。祖母が日本人のため、流ちょうな英語と日本語を話す設定だ。
「映画の上映中から、石原のセリフ回しは話題でした。英語だけの部分は、問題なくうまい。ただ、日本語を話しているときに、ちょいちょい英語が入るのですが、それがいきなりカタカナ英語だったりして笑えました。また、日本語が完璧なのに、簡単な単語をわざわざ英語で言うのも、ちょっと不自然でした。ネットでも『ルー大柴キター!』と、イジられていましたね」(帰国子女の記者)
映画の内容としては、有事の際の政治家と官僚の動向、米国との関係性などがリアルに描かれていて、考えさせられる。北朝鮮の脅威が厳然とある今だからこそ、視聴者を惹きつけたようだ。