お受験ママたちの神経を逆なでしているようだ。
タレントの梅宮アンナが13日放送の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)で、幼い子供たちを名門校に入れようとするママタレたちのお受験事情について語り、実際のお受験ママたちから顰蹙を買っている。
梅宮は「まあスゴいんですよ、有名私立校に子供を受からせようと思ったらいろんなものを持ってなきゃいけない。お金も物も車も。服装は、完全無欠な“お受験服”で毎日行く幼稚園もあれば、普通の格好をしていいところもある。普通でもバーキン持ってます、みたいな。しまむらさんで行ったらちょっとイジメられるかも」と話したのだが、この内容が伝えられると、世のママたちから非難ごうごう。梅宮があえて“しまむら”という社名を出したことにも、「すぐ成長しちゃう子どもにはしまむらや西松屋は本当にありがたい」「受験にしまむらを着せて行ってハブられるなんてことは絶対にないですよ」「しまむらは訴えてもいいレベル」など、ネット上には梅宮の非常識ぶりに呆れる声が充満した。
さらにこの発言により、お受験ママ自体にマイナスイメージが付きかねないとするコメントもあった。お受験事情に詳しい女性誌ライターが話す。
「梅宮さんの言うブルジョワなママたちは、ごく一部の成金系に多い感じです。良家で育ったママたちは意外と地味な格好をしていますし、子供たちにも特別贅沢な服を着せたりしていません。ただ、子供を優秀な学校に行かせようと一大決意してお受験に挑んでいる家庭の中には、洋服代や美容院代など自分にかけるお金を切り詰めて子供を塾に通わせているママがいるのも事実。梅宮さんの発言が極論とは言いませんが、『普通でもバーキン持ってます』とひけらかすようなママたちは、周囲から嫌われていますよ。そうした層が少数で固まって見栄の張り合いをしているのは、たしかに見受けますね」
冒頭の発言に続けて「お母さんたちがそういう世界を作り上げちゃうっていうのかな。すさまじい世界です。やっぱりステータスなんですよね」と語った梅宮に、そんなステータスはないんですけど!とツッコみたくなるのは、庶民のひがみだろうか?
(飯野さつき)