やはり天才の感覚はズレている?
17日に神奈川・ラゾーナ川崎で行われたニンテンドー3DSソフト「ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン」発売記念イベントで、音楽プロデューサーのヒャダインが放った発言が会場の空気を凍らせてしまったようだ。
同イベントにはヒャダインのほか、中川翔子、あばれる君の、ポケモン情報番組「ポケモンの家(うち)あつまる?」(テレビ東京系)に出演する3人が登場。そのため、会場に集まった約200人のちびっ子からは大きな歓声が上がるなど、イベントは大盛況だった。
その最中に、同日発売されたゲームソフトを使って、ヒャダインとあばれる君がゲーム対決をすることになったのだが、あばれる君が「僕、強いですよ。負けたらケツバットで」と罰ゲームを提案。するとヒャダインは「えー、ビール瓶にする?」と、横綱・日馬富士の暴行騒動を想起させるブラックジョークで応えたのだ。これが見事に大スベリしてしまい、子供たちは無反応。それまで沸いていた会場もが嘘のように盛り下がり、あばれる君と中川も苦笑するしかなかったという。
この出来事がニュースで流れると、ネットには「芸人が言うなら分かるけど、ヒャダインは違うだろ」「こどもに向けて話す発言じゃない。全然笑えない」「上手く自分の発言を回収できないなら言うべきじゃない」「ヒャダインはちょっと変わってるよな」といった意見が上がっている。
「先月25日に放送された情報番組『PON!』(日本テレビ系)で、お笑い芸人の永野が俳優の松本大志に何度もビンタをするという放送事故的なシーンがあり、その現場にはヒャダインもいました。他の共演者たちが永野を止めに入ったり、軽く焦ったりしている中で、ヒャダインはただ一人、それを大爆笑で見ていたのが印象的でした。ももいろクローバーZに味のある楽曲を提供し一気にブレイクしたヒャダインですが、今回のビール瓶発言でもわかるように、遊び心が強いからこそ斬新な作品を生みだすことができるのでしょう」(エンタメ誌ライター)
だが、さすがに今回の発言は、ノリと場所を間違えた感は否めない。
(本田ヒロシ)