今年がデビュー10周年のHey!Say!JUMP。それを記念して現在「Hey!Say!JUMP I/Oth Anniversary Tour 2017」ツアーの真っ最中だ。
デビュー時は「ジャニーズ初の全員が平成生まれ」がセールスポイントだった。だが、今年は山田涼介、知念侑李、中島裕翔、岡本圭人の4人が年男(24歳)で、すっかりオトナになった。
メンバー数はジャニーズ最多の9人。それゆえの苦労が絶えないという。
「いちばんの悩みが待ち時間の長さ。9人そろったレギュラー番組は『いただきハイジャンプ』(フジテレビ系)だけですが、ヘアメイクさんやスタイリストさんが9人いるわけではないので、すべてが順番制。番組収録、雑誌撮影でも、微妙に入り時間が違います。ソロ活動が増えた今は、マネージャーと移動車が増えましたが、東京ドームの史上最年少公演記録を打ち立てた2007年はまだ、1台のワゴン車。そこに、当時10人いたメンバーがすし詰め状態で乗っていたんです」(アイドル誌ライター)
デビューから2年後、JUMPの聖地といえる神奈川・横浜アリーナで、同所史上初となる連続7日間公演を成し遂げているが、このときもまだ、1台のワゴン車だった。
「横浜から東京までは移動車。でもそこからは、新宿などの主要駅で数人ずつを降ろしていき、各々は満員電車に揺られて帰っていったそうです。アリーナを埋められるアイドルといえど、舞台裏はかなり厳しい。ほんの2年前も、メンバーが電車移動している様子がファンに目撃されています」(前出・アイドル誌ライター)
今年の大みそかは「NHK紅白歌合戦」の初出場で記念すべき10周年を締めくくることになったJUMP。今後、人数問題がどう解消されるのか見守っていきたい。
(北村ともこ)