妻の小林麻央さんを乳がんで失った市川海老蔵が、義姉の小林麻耶を伴って11月下旬にハワイ旅行を楽しんでいたと、12月7日発売の「女性セブン」が報じた。この旅行には海老蔵の長女と長男、そして麻耶の両親が同行。この組み合わせを「海老蔵が麻耶と再婚する兆候」と捉えている報道も少なくないようだ。
それらの報道では、海老蔵の母親が同行していないことを理由に「実の母親より義父母を優先したことが、なによりも再婚の証」との観測も少なくない。だが女性誌のライターはその見方を「とんでもない決めつけ」と否定する。
「その記事を書いた人には子供がいないんじゃないでしょうか。やたらと『麻耶の父母』と書き立てていますが、そのお二人は当然『麻央さんの父母』でもあるわけで、子供たちにとっては大切な“じいじとばあば”なんです。いくら歌舞伎の世界が父系社会とはいえ、麻耶が母親代わりの伯母として同行したのであれば、母方の祖父母が同行するのはむしろ当たり前の話でしょう」
さらに言えば、海老蔵の母親が同行しなかったことこそが、麻耶との再婚がありえないことを示しているというのである。
「歌舞伎俳優の母親にとって、結婚相手の見極めはなによりも重要な役目の一つ。もし海老蔵が麻耶との再婚を望むなら、このハワイ旅行にこそお目付け役として母親を連れていかないとおかしいんですよ。実家との折り合いが悪い中年男性ならいざ知らず、なによりも家督を重んじる歌舞伎界であれば、母親をさし置いて再婚相手の候補と海外旅行に行くことなんて考えられませんね」(同・女性誌のライター)
果たして真相はどこにあるのか。どこの家庭であっても再婚に際してはいろんなせめぎあいがあるようだ。
(白根麻子)