いよいよ2日後に迫った「NHK紅白歌合戦」。石川さゆりや福山雅治といった紅白の常連組に加え、初出場のエレファントカシマシや人気女性バンドSHISHAMOなど豪華メンバーが揃い踏み。そんな中、注目を集めるアーティストの一人が、12年ぶりに紅白出場となる歌手の倉木麻衣である。
「倉木は2003年から2005年にかけて、3年連続紅白に出場していました。しかし、それ以降は紅白の舞台からは遠ざかっています。そんな彼女が、今回紅白の舞台に再び立つことができるようになったのは、栄えある『ギネス世界記録』に認定されたからではないかと言われています」(テレビ誌記者)
その件について、情報通はこう詳しく語る。
「2000年7月から今に至るまでアニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)のテーマソングを劇場版も含めて21作品も担当しています。17年続けて同じアニメシリーズのテーマソングを歌い続けたことが評価され、今年7月ギネス世界記録となり、再び注目を浴びました」(音楽ライター)
過去に国内のアーティストでギネスの認定を受けたのは、2008年に「そばにいるね」が“日本で最も売れた着うたフル楽曲”に認定された青山テルマ、アルバムを3作連続で300万枚以上売り上げ“日本で最もアルバムを売ったアーティスト”として認定された宇多田ヒカルなどの例がある。倉木は7月、東京の「Guinness World Records Japan K.K」で行われた認定証贈呈式に出席。「まさか。信じられない。歌うよりも緊張しています」と満面の笑顔で認定証を受け取っている。
2018年3月には中国最大のポップミュージックアワード「第25回 CHINESE TOP10 MUSIC AWARDS」に、日本人アーティストとして初めて出演することも決まっている。
倉木にとって2018年は、世界へ羽ばたくきっかけとなる1年になりそうだ。
(窪田史郎)