お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が、自身のブログで、定宿にしていた大阪のホテルに対し不満を漏らした。
12月18日に「キングコング西野、大事故に巻き込まれる」と題して更新されたブログによると、クラウドファンディングを使って「革命のファンファーレ」を出版した西野は、そのリターンのシリアルナンバーとサイン入りの本を、2カ月前に大阪のホテルに用意した。10月中に配送する約束だったので、チェックアウトする当日に集荷されるようホテルにお願いしていたという。
ところが、「本が届かない」とのクレームが、11月になって西野のもとに届く。仕方なく西野は「出版社から『革命のファンファーレ』を新たに仕入れて、12月5日から今日(18日)まで毎日数十件、謝罪を繰り返して、あらためて配送先の住所をお聞きし、サインと住所を入れて、梱包&配送」したが、サインした数百冊の行方は分からずじまいだったそうだ。結局、11月にも宿泊した大阪のホテルに保管されたままだったというのだ。
一読すると気の毒な話だが、芸能記者は「また炎上商法ですね」と苦笑する。
「ブログの後半から、西野は唐突に『このブログをタダ読みしている、そこのオマエにお伝えします』と攻撃ののろしを上げます。そうして時間的・精神的ダメージを負った自分の不幸をタダ読みしているとして、閲覧者を文字にするのも憚られるような醜い言葉で挑発。その文中には、西野が過去に出版した絵本のアマゾンリンクが23回も挿し込まれ、サイトを閉じる前に『買え!』と促しているのです。西野は以前からネットはバズってなんぼという考え方ですから、今回も確信犯ですね」(芸能記者)
翌日のブログでは「謝らなければならないこと」と題し、前日の不適切な表現を謝罪した西野。だが、押し売りのおかげでアマゾンランキングが2位に上昇、重版が決定したことも報告している。
西野ファンにとっては“お約束”のユーモアかもしれないが、一般の人には不快に思われたようだ。