今月14日に最終回を迎え、視聴率25.3%を記録。今年放送された連続ドラマの中で断トツの人気を誇った「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)。昨年放送された第4弾の最終回視聴率が22.8%だっただけに、今シーズンはさらに人気が高かったことが伺える。
「勝村政信演じる人気の“腹腔鏡の魔術師”加地秀樹外科医も登場。岸部一徳演じる神原晶と米倉演じる大門との師弟愛も話題を呼びました。大門が手術を受けている最中に、大門自身が手術方法を書いたノートを神原が読み上げる感動のシーンでは、瞬間最高視聴率28.9%を記録。全10話の平均視聴率が20.7%と圧倒的な強さを見せつけました」(エンタメ誌ライター)
ネット上でも「最も泣けた最終回」「声でず涙出た」「これで最後とかイヤ~」と“Xロス”を叫ぶ声が溢れた。最終回放送後の「報道ステーション」冒頭では、小川彩佳アナが「続編が待ち遠しいですね」と、早くも続編を期待するコメントを口にした。
だが、番組関係者は「ハードルはますます高くなった」と言う。
「これだけの人気番組を、今回を最後に終わらせることは考えられません。ただし米倉自身が今後はミュージカルや舞台を中心にやっていきたいという思いも強い。また、メインライターの中園ミホ氏が、来年のNHK大河ドラマ『西郷どん』にかかりっきりなので、来年の放送は難しそうですね。今月9日に放送された『ドクターY~外科医・加地秀樹~』のようなスピンオフ企画で盛り上げて、再来年には続編が期待できるかもしれません」
“視聴率の女王”として、ドラマ界の頂点に立った米倉涼子。失敗は許されない状況だが、視聴者の期待に応えて、ぜひ続編を作って欲しいものだ。
(窪田史郎)