2017年に大きな話題となったNHK連続テレビ小説「ひよっこ」。その特別編が、一年の締めくくりともいえる「NHK紅白歌合戦」で放送される。
「ひよっこ」の公式Twitterは22日、主人公・みね子を演じた有村の写真とともに「皆さん、お久しぶりです。『ひよっこ 紅白特別編』の制作が決定しました!『ひよっこ』の幻のストーリーが、紅白歌合戦の中で明らかになります」と投稿。途端にコメント欄には「嬉しいです ありがとうございます これで心おきなく新年が迎えられます」「わーい めっちゃ楽しみです」と、喜びの声が多数寄せられた。中には、同ドラマでブレイクした竹内涼真演じる島谷について「島谷さんお願いします」「島谷さんも出ますよね!?」と出演を切望するコメントも。
「有村が去年に続いて紅組司会を務めますし、今年は特別編の放送まで決定。“ひよっこロス”のファンにとっては忘れられない紅白になりそうです」(テレビ誌記者)
同ドラマの主題歌「若い広場」を歌った桑田佳祐も、カウントダウンライブを行う横浜アリーナから中継で出演。しかもこの特別編には、桑田自身も極秘参加していたことが明らかになった。
「この特別編の収録は都内のスタジオで行われ、桑田はみね子ファミリーとともに軽妙なトークを繰り広げ、そのまま生歌唱につなげる展開になる予定です」(番組関係者)
まさに「ひよっこ」ファンにとっては、夢のようなコラボである。しかしこの特別編放送の発表を聞き、気をもむ声もある。
「22日放送のラジオ番組『バナナマンのバナナムーンGOLD』(TBSラジオ)でバナナマンの2人が『今は“わろてんか”っていうのやってるんだけど、ひよっこロスが凄かったから移れないんだよね』と語り、『またここ(紅白)でひよっこが来ちゃうと、また持ってかれちゃう』と、ひよっこロスの再燃を心配していました」(前出・テレビ誌記者)
せっかく軌道に乗ってきた「わろてんか」も形無しというわけだ。ともあれ、「ひよっこ 紅白特別編」がどういう展開になるのか期待したい。
(窪田史郎)