桑田佳祐、安室奈美恵の出演で期待が高まる「第68回NHK紅白歌合戦」。表舞台での対決もさることながら、もう一つの楽しみと言われているのが、番組の副音声「紅白ウラトークチャンネル」である。
「紅白に限らず、今の番組は主音声と副音声を選択できるものが多い。紅白では出番を終えた出場者が副音声で感想を話すなど、素顔を垣間見ることも出来て聞きどころ満載です」(テレビ誌記者)
この「ウラトーク」の司会に4年連続で抜擢されているのが、お笑いコンビ・バナナマンの設楽統と日村勇紀である。12月1日、NHKは今年のウラトークの司会にバナナマンを起用したことと、「紅白楽屋トーク」の司会に昨年に引き続き渡辺直美を起用したことを発表した。
「昨年も2人の“ウラトーク”は大好評でした。ネットでも『バナナマンの副音声聞きたくて紅白観てる』といったコメントもみられました」(番組関係者)
昨年はこの「紅白ウラトークチャンネル」に歌手の西川貴教が出演。紅白にPUFFYが出演した際は、「西川さんってPUFFYどっちが好き?」など、PUFFYの吉村由美とかつて夫婦だったことをイジってみせるなど、際どいノリで視聴者を楽しませた。このように表舞台ではできない展開が、“ウラトーク”の最大のウリといえるだろう。
「日村は『4年連続ウラトークをやらせてもらえることになり光栄です』と喜びを語りました。渡辺も『楽屋トークでしか聞けない紅白裏話など、ぜひ一緒に楽しみましょう』と意気込みを語っています」(前出・番組関係者)
今年は一体どんな、とっておきのトークが繰り広げられるのか。バナナマンの攻めに期待したい。
(窪田史郎)