日本を代表する名脇役たちが本人の名前で出演する人気連続ドラマ「バイプレイヤーズ」(テレビ東京系)が、約1年ぶりに復活。「もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら」のサブタイトルで来月7日からスタートすることが明らかになり、話題を呼んでいる。
「前回シリーズ『もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら』は深夜枠で放送されたにもかかわらず、業界内視聴率30%超えではないかと言われていました。今回は、プライムタイムに昇格。スタッフも業界内視聴率50%を目指すと意気込みを語っています」(テレビ誌記者)
前回出演した6人のうち寺島進を除く、大杉漣、遠藤憲一、松重豊、田口トモロヲ、光石研の5人が、多忙なスケジュールを調整して奇跡的に今回の撮影に集結したという。
「前回はシェアハウスが舞台でしたが、今回は無人島が舞台。テレ東制作の朝ドラ『しまっこさん』で共演することになったが、ロケ地を間違え無人島に流されサバイバル生活を送るという奇想天外なストーリー。前編も役所広司をはじめ豪華なゲストが毎回登場しましたが、今回はさらにバージョンアップしているようです」(前出・テレビ誌記者)
中でもリーダー役を務める最年長の大杉漣は、インタビューで「日本のおじさんたち、結構捨てたもんじゃないよ」と意気込みを語っている。
「大杉は99年、北野武監督の『HANA-BI』などで日本アカデミー賞を始め数々の映画祭で、助演男優賞を受賞。様々な役を演じ分けられることから“300の顔を持つ男”の異名取り、元祖カメレオン俳優と言われてきました。去年からバラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の人気コーナー『グルメチキンレース・ゴチになります!』に出演。ゴチ史上初の2週連続のピタリ賞も獲得するなど活躍の場を広げています」(エンタメ誌ライター)
「正月3日には、2013年からBSフジでOAされている人気散歩番組『大杉漣の漣ぽっ』が地上波にも登場。板谷由夏、要潤、山崎まさよしといった、それまでに共演した俳優、アーティストたちと繰り広げるトークは、バイプレイヤーとして数々の映画・ドラマに出演経験のある大杉ならではでした。今回の『バイプレイヤーズ』も、“おじさんのわちゃわちゃ感”に期待したいですね」(放送作家)
この冬撮影される映画やドラマが、再びバイプレイヤー不足になるのは間違いない!?
(窪田史郎)