2月1日、平昌五輪を前に体操の内村航平選手が公開練習後に取材を受け、フィギュアスケートの羽生結弦選手について言及した。
「平昌五輪についての話になると、注目しているのは羽生選手であると内村選手のほうから切り出したそうです。内村自身が同じように、昨年10月のモントリオールでの世界体操で足首を負傷しており、痛みやつらさがどれほどかわかると、アスリートならではのコメントをしました。それでも、2連覇できる立場ですから、確実にしてほしいとエールを送っていました」(スポーツ紙記者)
世界のトップに君臨している日本のエースだからこそ、共感できる思いがあるのだろう。
内村選手のケガの状態は、多少の痛みはあっても特に気にならないくらいに回復しているという。内村選手は昨年10月に故障し、復帰戦が3月のW杯カタール大会。羽生選手は11月に故障して2月の平昌五輪、ぶっつけ本番の復帰戦に挑むことになる。内村選手は『メンタルこそが鍵』とも言っていたが、羽生選手のメンタルの強さ、不屈の精神は内村選手だけではなく誰もが知るところ。羽生選手にはこのエールをバネに、ぜひとも頑張っていただきたい。
(芝公子)