吉本興業の創業者・吉本せいの生涯を描いたNHK朝の連続テレビ小説「わろてんか」。いよいよ残り2カ月を切った第20週のタイトルは、「ボンのご乱心」。ドラマの中で松坂桃李が演じ、病で亡くなった父・藤吉の後を継ぐべく修業に励む息子・隼也の役を演じているのが、俳優の成田凌だ。隼也はかつてアメリカで見た「マーチン・ショウ」を日本で実現させようと、濱田岳演じる風太にかけあうが相手にしてもらえず、そこで高橋一生演じる伊能栞の会社に移るという大胆な行動に出る。
成田は「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)、「人は見た目が100パーセント」や「コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命3rd season-」(ともにフジテレビ系)で注目を集めた俳優。身長181cmの長身で、ファッション雑誌「MEN’S NON-NO』のモデルオーディションに合格して芸能界入りを果たした。2016年にはアニメ映画「君の名は。」で声優を務め、昨年1月公開の映画「キセキ-あの日のソビト-」では、菅田将暉らとともに劇中でGReeeeNが誕生するきっかけとなった前身グループ「グリーンボーイズ」を結成。CDデビューも果たすなど、マルチな才能を発揮している。
そんなブレイク間際の成田の顔が、共演俳優とそっくりだという声がTwitter上でにわかに浮上。〈てんの息子の隼也くん、藤吉より伊能さんに似てる〉〈栞さんと隼也くんは、スーツや髪型まで似てる〉〈親子みたいに似てる隼也&栞様〉などと父親の藤吉よりも、高橋一生演じる伊能栞にそっくりだと評判なのだ。
「確かに成田は松坂のような面長ではなく、どちらかというと高橋のような柔和な顔立ち。役柄的にも若い頃から西洋の文化を積極的に取り入れてきた伊能と、アメリカ留学を経験している隼也とは、考え方やスタイルに重なる部分がありますから、顔つきまで似て見えるのかもしれませんね」(エンタメ誌ライター)
クライマックスに向かうストーリーとともに、この2人の並びの絵ヅラにも注目したい。
(窪田史郎)