フィギュアスケート羽生結弦のSP復活で、盛り上がりを見せる平昌五輪。そんな中、ネット上では「スピードスケートが大変なことになっている」ともっぱらの話題だ。そして「小平奈緒を信じろ!」が合言葉のように交わされているという。
「単刀直入に、18日に行われる女子スピードスケート500メートルでの小平の金メダルを信じたいという声です。現在、国内外合わせて同種目24連勝中の小平ですから、押しも押されもしない金候補。それなのに、なぜそんな言葉が飛び交うのか。理由は、今大会のスピードスケートにおけるオランダ勢の圧倒的な勝負強さ。『スピードスケートがもうメチャクチャ』『五輪種目から外されそう』という声さえ上がっていますね。15日までで女子3000、1500、1000、男子1500、5000でオランダ勢が金独占。男子10000メートルはカナダの選手でしたが、じつはオランダからの帰化選手。はっきり言って、かつてないほどの独占状態です。16日の女子5000メートルでもオランダ勢が勝つようなら、ますます独占ムードに拍車がかかる。それもあって、500メートル金メダル最有力の小平にも何か見えない力が襲いかかるのではという心配の声が日増しに増えているのです。それらネガティブな声を吹き飛ばす意味を込めて『小平奈緒を信じろ!』が合言葉として投稿されたようですね」(スポーツ紙記者)
18日の日曜日、小平選手が絶対女王であることを証明できれば、金メダルが期待されている21日の女子団体追い抜き(パシュート)にも勢いがつきそう。それでも、これだけ強いオランダ勢にくらいついている日本人選手たちは「凄い」のひと言かもしれない。
(飯野さつき)